2017.12.05
異文化理解プロジェクト オーストラリア修学旅行 (2017.11.12~11.17)
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11月12日から17日まで、高校2年生はオーストラリアに修学旅行に行ってきました。
この修学旅行に向けて、1年次には女子部で「社会にある問題を知り、考え、伝えよう」プロジェクト、共学部で「国際理解教育を通して、グローバルな観点から21世紀の課題と生き方を考える」プロジェクトを実施しました。また2年次には女子部で「世界に知らせたい、すごーい日本人紹介」プロジェクト、共学部で1年次に引き続きそれを深化発展させたプロジェクトを実施しました。そして、直前には「チャレンジミッション」と称して、アリーナを仮想オーストラリアにして、グループごとに5つのミッションにチャレンジしました。
このような事前学習を踏まえて、実際にオーストラリアの地に降り立った生徒たちは、どんな経験をしたのでしょうか。
【1日目】
羽田空港より無事に出発。初めての飛行機という生徒が多く、出国手続きも緊張気味です。
【2日目】
時間通りシドニー国際空港に到着。
初日はシドニー市内の観光です。
ボンダイビーチ、ミセスマッコーリーズチェアーズ、オペラハウスヘ行きました。
ボンダイビーチでは、みんな大はしゃぎです。
機内泊の疲れも見せず、みんな果敢に現地の人に声をかける姿が見られました。
【3日目】
この修学旅行のメインである現地高校との学校交流です。
3つの隊に分かれて、それぞれカーリングフォード高校、フレッシュウォーター高校、チェルトナム女子高校と交流しました。
一人一人現地の高校生とバディを組み、一緒に授業を受けたり、ディスカッションなどを行ったりしました。
各学校で大変有意義な交流となりました。
【4日目】
午前中はシドニー大学へ見学に行き、現地の大学生のガイドに広大な大学構内を説明していただきました。
現地では大学入学者の平均年齢は20歳を超えるそうで、大学構内では様々な年齢、人種の学生が歩いています。
午後は班別研修ということで、各班で事前に立てた計画に従って、シドニー市内を観光しました。フードコートで英語で注文したり、道に迷ったら現地の人に英語で道を尋ねるなど、この修学旅行で生徒たちはひと回りたくましくなったように見えます。
【5日目】
午前中はフェザーデール動物園見学。
シドニーは、ニューサウスウェールズ州にあたり、州法によってコアラを触ることができません。しかしカンガルー等はほぼ放し飼いで、生徒たちも間近で動物たちと触れ合うことができました。
午後はシドニー市内のショッピングモールで最後のショッピングを楽しみました。
店員とのやりとりもお手の物です。
【6日目】
全ての行程を終え、全員無事に帰国しました。
このオーストラリア修学旅行での経験は、生徒たちにとってかけがえのない財産になったことと思います。
様々な場面で、日本で当たり前だったことがオーストラリアでは通じない、といったことを直接経験しました。これこそが「異文化理解」の基本ではないかと思います。
本校で力を入れている「異文化理解」教育が、1つの形として実を結んだと感じています。