21世紀型能力を育む学習
アクティブラーニング

アクティブラーニングとは

「基礎」「思考」「実践」の3 つの観点で構成される「21世紀型能力」を育むために、本校ではアクティブ・ラーニングを積極的に実践しています。アクティブ・ラーニングを通して、2020年大学入試改革でも大いに必要とされる、知識・技能の習得、自ら課題を発見しその解決に向けて探求し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力の育成、そして主体性を持ち多様な人々と協働しつつ学習する姿勢を身に付けます。 現在、東京大学CoREFと連携し、アクティブ・ラーニングの手法の1つである「ジグソー法」の研究実践を進めています。

ジグソー法とは

アクティブラーニングとは

ジグソー法とは、協同学習を深めるために編み出された方法です。

自分の言葉で説明したり、他人の説明に耳を傾けたり、わかろうとして自分の考えを変えたりといった、一連の活動を繰り返すことで、考え方や学び方そのものが学べることがわかってきています。
ジグソー法は、型が明確・簡単で、多様な展開が可能なので、協調学習を目指した実践に適しています。
この手法はCoREFが独自に開発した学習法であり、その狙いは関わり合いを通して一人一人が学びを深めることにあります。したがって、ジグソーは手法としても、明確な問いを設定して、学習の前後で問いに対する回答を二回求めるなどの特徴を持ちます。

「ジグソー法」活動の5段階

STEP.0

問を設定する

まず教師は、単元での「問い(課題)」を設定する。この時、既に知っていることや、3つか4つの知識を部品として組み合わせることで解けるものになるように設定し、その問いを解くのに必要な資料を、知識のパートごとに準備する。

STEP.1

自分のわかっていることを意識化する

STEP1

「問い」を受け取ったら、はじめに一人で今思いつく答えを書いておく。

STEP.2

エキスパート活動で専門家になる

STEP2

同じ資料を読み合うグループを作り、その資料に書かれた内容や意味を話し合い、グループで理解を深める。この活動をエキスパート活動と呼ぶ。自分が担当する資料にちょっと詳しくなる。

STEP.3

ジグソー活動で交換・統合する

STEP3

次に、違う資料を読んだ人が一人ずついる新しいグループに組み替え、先ほどのエキスパート活動で分かってきた内容を説明し合う。このグループでは、元の資料を知っているのは自分一人なので、自分の言葉で自分の考えが伝わるように説明することになる。この活動が、自分の理解状況を内省したり、新たな疑問を持つ活動につながる。同時に他のメンバーから他の資料についての説明を聞き、自分が担当した資料との関連を考える中で、理解を深めていく。理解が深まったところで、それぞれのパートの知識を組み合わせ、問いへの答えを作る。

STEP.4

クロストークで発表し、表現をみつける

STEP4

答えが出たら、その根拠も合わせてクラスで発表します。他者の意見に耳を傾けて、自分たちも全体への発表という形で表現をし直します。各グループから出てくる答えは同じでも根拠の説明は少しずつ違うでしょう。互いの答えと根拠を検討し、その違いを通して、一人ひとりが自分なりのまとめ方を吟味するチャンスが得られ、一人ひとりが納得する過程が生まれます。

STEP.5

一人に戻る

はじめに立てられた問いに再び向き合い、最後は一人で問いに対する答えを記述してみる。