2019.03.12
終業式が行われました。
3学期の締めくくりとして、校長先生から「レジリエンス、メタ認知、リフレクション」について、お話をいただきました。
レジリエンス(resilience)は「復元力」という意味で、自分が受けた衝撃やダメージから復帰する力のことを指します。自分が挫折したり、困難に直面したりしたとき、そこでいかに立ち直れるのか。そうした力がこれからは必要になってきます。
メタ認知(Metacognition)は「高次の認知」、換言すれば、自己を超えた視点から自己を見つめることを指します。自分が今行っていることや考えていることについて、自分以外の、いわば「もう一人の自分」という観点から見つめてみる。そうすることで、深い理解等につながっていきます。
リフレクション(reflection)は「内省」という意味で、自分自身の行動や言動・思考について、客観的に振り返ることを指します。自分自身の行いが「どういう結果をもたらしたか」「適切な選択であったのか」「その行動を起こすにあたりどういう思考をたどったのか」等について考えることで、自己をより高めていくことになります。
長いようで短い春休みです。校長先生がお話してくださった3つのキーワードについて、自分自身を照らし合わせてみるいい機会ではないでしょうか。
新年度から新しい学年、新しい仲間が加わってのスタートとなります。学校の先輩として後輩を導いていく、頼れる先輩となることを期待します。