2016.12.02
本日6・7限の時間に、全校生徒を対象とした人権教育講演会がありました。
お招きしたのは、岡山ライトハウス理事長の竹内昌彦先生です。
「私の歩んだ道~見えないから見えたもの~」というテーマで講演をしていただきました。
竹内先生は8歳から視力を失った自分の人生について、一般小学校でいじめられた話や 進路への不満、
教師を目指したきっかけ、人に感謝をされて立ち直れたことなどを話していただきました。
そんな人生を通して、生徒たちにはどんな小さなことでも周囲に優しい目や心を向けられるような人に
なってほしいということ、困っている視覚障害者を見かけたら、迷わず声をかけてほしいということ、
「ありがとう」と言われる経験を持とうということを訴えかけていました。
生徒たちは竹内先生の人生に触れる中で、「人に喜ばれ、感謝される人」「優しい目と心を向けられる人」
「優しい言葉をかけられる人」になりたいと思ったようです。また、点字ブロックの上に物を置かないこと、
困っている視覚障害者の方への声の掛け方など、様々な配慮について今まで気がつかなかったこと、
気にしていなかったことを教えていただき、はっとさせられたと言っていました。