2019.04.04
本日より平成31年度が始まりました。
始業式に先立って行われた着任式では、新たに11名の先生方をお迎えしました。
代表であいさつをいただいた原田先生より、松尾芭蕉の俳句と本校との共通点をお話しいただきました。
「山路来て 何やらゆかし すみれ草」は松尾芭蕉の句、「すみれの花のように 人のゆかしさ 人のやさしさを たたえるような生徒を育成する」は本校の建学理念です。同じ言葉が入っています。意外なところで繋がりがあるものですね。
引き続き行われた始業式では校長先生から新元号「令和」と「メタ認知」と2つのキーワードでお話をしていただきました。
「令和」という元号にはどういう意味が込められているのか。日本・海外さまざまな報道がされています。海外のある報道機関では「令」を命令の令(order)と表現しました。これに対して外務省は「beautiful harmony」という言葉で説明したということです。
人間は言葉でコミュニケーションをとります。互いに思っていることを正しく伝えるためには、言葉やその背後にある積み上げが非常に重要になるということを、校長先生の話の中で教えて頂きました。
思いがあるのなら、言葉や行動できちんと伝えること。そのためには、自らを「メタ認知」することが必要です。今回のお話をもう一度思い出してみてください。
新年度から新しい学年、新しい仲間が加わってのスタートとなります。学校の先輩として後輩を導いていく、頼れる先輩となることを期待します。