第4回県高校弁論大会で最優秀賞!

2019.12.26


12月22日(日)に、東御市中央公民館で第4回県高校弁論大会が行われました。

出場者は6分以上7分以内の制限時間で、自分の考え思いを弁論します。審査員は主題への問題意識や説得力など(論旨60点)、熱意や声の抑揚などの表現方法(表現40点)で採点します。

 本校2年生の坂野志希さん(写真左から2人目)は、「終点」という演題で、中学校時代から続けている国際問題に関する活動の中で考えた、自分の将来についての葛藤を誠実な態度で語り、日々挑戦し続けることが大事だと訴え、見事最優秀賞となり、来年夏に高知県で開かれる第44回全国高校総合文化祭の弁論部門に推薦されました。なお、最優秀賞の受賞は昨年度の工藤美有紀さん(本校3年生)に引き続き、2年連続での受賞となります。

また、一緒に参加した1年生の山田絢音さん(写真中央)が地球温暖化の問題を訴えた「地球を救う治療薬」で第2位にあたる優秀賞、2年生の舍川ゆうかさん(写真右端)が女性の社会参画の問題を訴えた「性別関係なく活躍できる社会に」で優良賞を受賞しました。

 

各選手からコメントをいただきました。今後に向けてそれぞれの思いを、さまざまな場面で発揮していってもらいたいと思います。

坂野さん:3人のうちの最後の順番で、不安を払拭して話すことができた。弁論大会では、自分の思いをのせて話すことができて、自分の思いがこの人たちに届いている! と実感した。「終点」というタイトルで話をしたが、終点はいままで一つしかないと思っていたが、今では一つの道を選んでも終点はいろいろあるということを学べた。

山田さん:先輩の発表を聞いて、わくわくしながら壇上にいった。影響を与える人物になるために、経験を積んでいき、より説得力をつけられるように努力していきたい。会場全体の人を見て発表をできたことは、自分の中で強く印象に残っている。

舍川さん:「なぜスカートをはくのか」という小さい自分の疑問から出発して、最初はなかなか文章が書けなかった。でも、自分のもつ違和感を徹底的に考えていく中で、「どうしてこの疑問を持ったのか」という観点をもつことができ、言いたいことが整理できた。少しでも多く、人に理解してもらえたら、という気持ちで堂々と発表できた。

 

自らが経験したことから、次の一歩を踏み出した3人の姿に学ぶことは多くあると思います。3人の今後の活躍を期待します。




一覧へ戻る