【華道部】花の甲子園2021 全国大会 敢闘賞

2021.11.18


華道部が「花の甲子園2021全国大会」で敢闘賞をいただきました。皆さんの応援、ありがとうございました。

 

 

「花は私たちに出会いをくれました。花は人と人とを繋ぐ大きな架け橋になっています。」

 

「隣の葉と隣の葉を組み合わせて、手と手を取り合い繋がり合う様子を表現しました。」

 

全国大会のテーマは「花の力」でした。全国大会での作品解説を紹介します。
皆さん、こんにちは!
私たちは今回のテーマである「花の力」について考えました。
(日本には四季があり、四季折々、いろいろな花が咲きます。)
春には“桜”が咲きます。桜のつぼみには何が入っていると思いますか?
つぼみには幸せがつまっています。
そして咲いたときに日本中がピンク色に染まり、皆さんが幸せな気持ちになります。
そして、春には入学式なども行われます。

 

夏にはビタミンカラーの“ひまわり”が咲き、勇気と元気を与えてくれます。
秋には“紅葉”が色付き始め、友達や家族と紅葉狩りを楽しみます。

 

冬には雪が降り、緑の“松”と雪の白がとてもきれいです。
花は花嫁さんを飾り立て、素敵に演出してくれます。
嬉しいときも悲しいときも、花は私たちの生活に寄り添い、癒しと潤いを与えてくれます。

 

今回は“秋”を生けてみました。
主役には「バラ」を持ってきました。「バラ」は、天高く空に向かって伸びています。
今回は持ち込み花材を「ニューサイラン」にしました。
「ニューサイラン」の花言葉は「素直」です。私たち3人は斑入りの「ニューサイラン」が大好きです。
「ニューサイラン」を指でさき、隣の葉と隣の葉を組み合わせて形を作り、手と手を取り合い、繋がり合う様子を表現しました。

 

中段に流れるように「紅葉」を入れ、季節を表しました。
下段には、「スプレー菊」と「カーネーション」を入れ、「ゴット」で足元を固めました。「ゴット」は暮れていく秋を表しています。
秋祭りや紅葉狩りを、お弁当を広げて楽しむ親子。そういった楽しみも「花の力」です。
あっ、赤とんぼが子どもの肩にとまりました。その様子を「紅葉」で表しました。
「トルコ桔梗」のつぼみは、幸せを(明るい未来を)表しています。
後にも「紅葉」を入れ、奥行きを出しました。

 

この「ニューサイラン」のように、花の繋がり、花の友が増えました。
花の力で集まった華道部員も、5人から13人になりました。
そして、先生方も参加してくださり、今年は校長先生も初めて一緒に花を生けてくださいました。
このように花は私たちに出会いをくれました。花は人と人とを繋ぐ、大きな架け橋になっています。
これからもっと繋がり合い、たくさんの花の友が増えたら嬉しいです。
これからも頑張ります!! 「フラワー、ファイト!!」
以上です。ありがとうございました。

 

コロナ禍の中でしたが、やれることは全てやり尽くして全国大会を迎えました。今できるすべての力を出し切ることができたので、全国大会を悔なく終えることができたと思います。先生方や部員の皆など、多くの方々が支えてくれたおかげです。ありがとうございました。今年も花の甲子園に出場することができて本当に良かったです。この大会で、お花を通して人と人とのつながりや心強さ、そして「花の力」の素晴らしさを改めて感じることができました。これからも支えてくださる多くの方に感謝を忘れずに華道、お花と向き合っていきたいと思います。

 

 

「花の甲子園2021」公式サイトにて掲載されている全国大会の様子です。
本校の活躍は以下の時間帯でご覧いただけます。

チーム名紹介  29:10-
一番手紹介   44:50-
二番手紹介   54:55-
三番手紹介  1:01:42-
作品紹介   1:37:50-




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