【自然科学部】「大工技術と建方(たてかた)」に参加しました

2023.08.10


今回は、信州大学の勝亦先生と飯山での活動でお世話になっているNPOもくりの共催プロジェクトである木遣い人材育成プログラム「大工技術と建方(たてかた)」に参加してきました。

 

 

このプロジェクトは建物ができるまでの一連の過程(設計,伐採,加工,建方)を信州大学の学生さんが中心となり、数年かけて進めてきたものです。

自然科学部は昨年から参加させていただき、中野市の勝山建設さんでホゾ穴を作るなど木材の加工を体験しました。

今回私たちが手伝わせていただいた作業は、床を支える根太(ねだ)の加工とはめ込み、建物内の階段づくりでした。

 

 

さしがねを使ってもうまく直角がとれなかったり、その後ののこぎりでの切断作業で苦戦したりと、慣れない作業に生徒だけでなく顧問も悪戦苦闘しました。

ですが、実際に自分が加工した材木が根太として無事にはまったり、きちんと階段になったりと建物の一部としてちゃんと機能している様子をみると本当に嬉しく、誇らしい気持ちになりました。中学生たちも、自分たちが関わり完成した階段を満足そうに上り下りしていました。

 

作業にあたっては信州大学の勝亦先生、勝山建設の親方、NPOもくりの余頃さんだけでなく、一般の参加者の皆さんにも様々なアドバイスをいただきました。生徒と外部の方との会話を聞きながら、生徒たちの成長には、やはり外部の方との交流が大切だと感じた顧問でした。

 

文責:自然科学部顧問




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