2018.10.31
10月31日に第二回研究授業が行われました。
<授業者から>
〈扱った教材〉
食べ物が生産地から消費者に届くまでの距離を表した「フードマイル」の是非について、考えを深める活動をしました。
〈授業のねらい〉
多角的な視点からフードマイルの是非について問う資料を読む中で、地球規模の問題に対し、想像力をはたらかせ自らの問題として捉え、自分の言葉で主張できることをねらいとしました。
〈生徒の姿〉
個人の価値判断を問う課題であったので、グループとして意見をまとめる作業に苦労を感じた生徒もいたようです。賛成・反対を振り子のように考える作業を通じて、自分の意見をより強固なものにしていく過程が見られました。授業後には、「世界の問題は自分だけがよければ良いわけではなく、様々な観点が複雑に絡み合っていることを実感した」といったような感想が多く見受けられました。
本日の研究授業では、「フードマイル」を扱いました。「フードマイル」は「フードマイレージ」とも呼ばれ、食料を輸送する際に発生する二酸化炭素の量を可視化するために用いられる指標です。今回の授業において、自分の言葉で現状の問題点等について考えを深め、友と発信しあいました。今回の授業によって、生徒たちは「自分の力で発信すること」「英語を用いて発信すること」「英語の言語的能力の向上」をそれぞれ学ぶことができたと考えます。
今回の研究授業を今後の授業改善に活かしていきます。