本日は1学期最終日で、大掃除、壮行会、賞状伝達、終業式が行われました。

大掃除では棚や床、窓などいつもの掃除より念入りに1学期にたまった汚れを落としました。

壮行会ではバドミントン部のインターハイ出場、中学弓道部全国大会出場、中学体操競技部北信越大会出場に全校でエールを送りました。

それぞれの場で大舞台に立ち、これまでの練習で積み上げてきた自分を見失わないように強い精神をもって臨んでほしいと思います。大きな大会で成長する機会を活かしてほしいです。

賞状伝達では1学期に活躍した部活動に賞状が校長先生から手渡されました。

今後もより一層の活躍を期待しています。

終業式では校長先生から丸山真男著「日本の思想」という本の中から全校生徒にメッセージが送られました。

日本と西洋の学問体系や文化を比較している章の中で著者は、日本の学問体系は「たこつぼ」であり、西洋は

「ささら」であると述べています。

共通した根をもち、豊かな枝葉を広げ、それを多様に結んでいくことが日本に求められています。

これから社会に出る若者にとって、他者と想いや目的を共有し、豊かな知識や技術、発想をもち、ときにそれらを多様に結ぶ力が必要とされています。

本校には中高一貫部、女子部、共学部に多様な生徒がおり、蔵書の質、量ともに誇れる図書館があります。

本校で、人や本とかかわりながら“語れる”自分、夢、青春をつくりましょう。

中学生にとっては少し難しい話でしたが、自分のたこつぼに籠るのではなく、ささらのように多様に広がる枝葉をつくりたいという生徒の感想文があり、中学生なりに校長先生の話を落とし込めたようです。

最後に生徒指導の先生から長い夏休みを過ごす際の注意点を話していただきました。

体調管理に気を付け、充実した夏休みを過ごしましょう。

＊高校版すみれダイアリーには「カナダホームステイの様子」を掲載しています。そちらもぜひご覧ください。