2026.07.25
1学期終業式を行いました。
猛暑による暑さのため、各クラスで放送を聞いて行いました。
校長先生からは、今年開催されたワールドカップに関連してお話をいただきました。
『今年はサッカーワールドカップが開催されましたね。
日本代表でキャプテンを期待つつも、怪我で本大会に出場できなった遠藤航選手について、彼の高校時代の担任だった方の文章を見る機会がありました。
それについてお話ししたいと思います。
遠藤選手は高校2年次に新潟国体で優勝をし、世代別の代表に呼ばれるなど、既にサッカーで結果を出していました。
しかし、高校3年次に選択した進路は理系コース。理系コースは科目数が多く、勉強の負担が大きいです。それでも選んだ理由は「数学や物理が好きだから」。
飛び級でU-19の代表にも呼ばれ、海外遠征などで多忙にもかかわらず、その度に彼は課題を求めてきた。そしてその課題を全部やってきた。
「サッカーがあるんだから課題なんてやらなくていい」。そう伝えてもやりきってきた。
最後の文化祭では準備までしていたのに、当日は召集されて参加できなかった。
なのに、文化祭翌日の片付けは誰よりも早く来て黙々と作業している姿があった。
彼は「片付けだけでもさせてください」と言った。
彼は幼いころから勝負ごとに身を置き、勝った負けたの世界をずっと経験してきている。
その彼が負担の少ないコースを選ばず、科目数の多い理系を選ぶ。そしてやらなくてもいいと言われた課題をこなしてくる。
自分にハードルを課し、それを乗り越える姿が見られます。
誰もが遠藤選手のようなプレイヤーになれるわけではありません。ですが、彼の行動から何か感じることはあるのではないか。
皆さんの中に、自分の努力が報われなかった、褒められなかったということを経験した人はたくさんいるのではないでしょうか。
ですが、努力とは認められるために、褒められるためにやるものでしょうか。
自らにハードルを課し、それを越えることで自分で自分を褒める。。
こうして身に付いていくものが「自律性のある自己肯定感」といえるのではないでしょうか。
これは目指したい生き方の一つではないかと私は思います。
良い夏休みを過ごしてください。2学期、元気な姿で登校しましょう。』
終業式の後は各クラスで1学期最後のホームルームを行いました。
1学期の振り返りをまとめたり、授業や学校評価アンケートに回答したり、各クラスそれぞれで過ごしていました。
例年気温が上がっていくなか、今年は「酷暑日」という名称が正式に命名されました。
長期休暇となりますが、日中の活動には本当に気を付けて過ごしてください。