本日の土曜講座は、JICAボランティアとしてブラジルで勤務した経験のある岡宮美樹先生を講師として招き、

『世界で働く』ことについて講演をしていただきました。

岡宮先生は小さいころから海外で働きたいという夢があり、教育実習で3人の日系ブラジル人生徒に対する

日本語教育の乏しさにショックを受け、「年少者への日本語教育」について研究を始めたそうです。

また、同時期に外国籍住民に日本語を教えるボランティアを開始し、その活動がきっかけでブラジルの

教育制度や文化に興味をもち、JICAボランティアとして2年間ブラジルへ赴任することになりました。

現在は長野高専で留学生に日本語を教えながら、日本で生活する外国籍住民が住みやすい「多文化共生の社会」を

作る活動を行っています。

生徒たちには講演会の中でも話にあったように、好きなことや興味のあることにどんどん挑戦したり、普段の

日常生活の中からやりたいことを見つけたりしてほしいと思います。