12月1日(金)に行われた創立40周年記念発表会で、今年のすみれ祭ファッションショーで最優秀賞をいただいた私たち３年１組のファッションショー「Septet」を、今回限りの特別バージョンで紹介しました。当日のファッションショーの写真と感想をどうぞご覧ください。

新体育館でファッションショーを行うのは初めてのことでした。
今までアリーナで開催されていたので、体育館でのファションショーは全く想像ができませんでした。
特に大変だったことは、「フォーメーション」と「照明」です。
「フォーメーション」は、アリーナの2倍以上あるランウェイと、多くの皆さんにご覧いただけるステージの使い方が難しかったです。
実際に体育館で練習や確認を重ね、少しずつ調節していきました。
今回のフォーメーションは過去にないような新しい動きを入れたので、ご覧いただいている皆さんにも楽しんでもらえたと思います。
「照明」はファッションショーのためだけに、体育館にたくさん設置されていました。
ギャラリーには左右5台ずつ10台のライトに加え、後方からステージとランウェイを照らすライトが3台も。
さらにランウェイを前後2台ずつ4台のライトで照らし、モデルと衣装を輝かせてくれていました。
音源やモデルのフォーメーションから効果的な照明を考え、当日の4日前に業者の方に来ていただいて一時間以上も打ち合わせをしました。
前日のリハーサルから何度も訂正や変更、改善を繰り返すことで、体育館で音源に合わせてモデルと衣装を照らす、最高の照明にできたと思います。
前例がない今回のファッションショーはとても大変でしたが、創立40周年という大きな節目を迎えるのに相応しいファッションショーにできたと思います。

今回紹介した3年1組のテーマは「Septet」。
「Septet」とは、「七重奏」という意味ですが、これはモデル7人だけを表すのではなく、クラス全員のアンサンブルにより創り出される「七重奏」を意味しています。
今年のすみれ祭ファッションショーテーマの「不易流行～Teen Treasure～」を表現するために、まっさらな色に新しい色を取り入れられる白、みんなの思い出が詰まった文化学園の象徴であるすみれ色、紫を取り入れました。
また、私達10代にとって新しいものや流行とはキラキラと輝くもの。それを、装飾などで表現しています。
自分の輝きとは何か、そして一人一人の個性の中で輝きに身を纏うモデルと3年1組全員で織りなす七重奏をお楽しみいただけていたら嬉しいです。

創立40周年という記念の年に開催されたすみれ祭ファッションショーで、最優秀賞を受賞できて最高に嬉しかったです。
さらに今回、私たち３年１組のファッションショーを新体育館でもう一度披露する機会をいただけたことで、思い出となる素敵な宝物が増えました。
今年のすみれ祭ファッションショーテーマ「不易流行」が発表された4月上旬、最後のすみれ祭ファッションショーだから文化学園での思い出を詰め込んだものにしようと、コンセプトやテーマを考えるときから、例年以上に力を入れた構成になるよう、衣装や小物作りなどに励み、6月下旬のすみれ祭ファッションショーを迎えました。
式典当日に向けての準備期間では、当時の苦労を思い出しながら、今回のために衣装の手直しをしたり、ウォーキングの練習をしました。
創立40周年記念発表会本番では最高のファッションショーを、会場にいる方々に披露することができたと思います。
創立40周年という節目の年にしか経験できない貴重な体験と、素敵な思い出を作ることができました。
今回のファッションショーを行うにあたり、関係したすべての皆さまに感謝いたします。
ありがとうございました。