【県知事賞受賞!】マイプロジェクトアワード 長野県サミット

2024.01.29


1月27日(土)、探究活動を行う高校生が集う「学びの祭典」である『全国高校生マイプロジェクトアワード』の長野県サミットが、ホテル信濃路で行われました。

午前中は、高校生同士が自分のプロジェクトを振り返り、学びあうセッションが行われ、学校の枠を超えて交流の輪が作られました。

午後は、県内約50プロジェクトの中から動画選考を経た代表プロジェクトの5組がプレゼンテーションを行いました。

本校からも、2年7組の神田紗希さん、丸山詩乃さんが代表発表者として参加しました。

タイトル『学校も 自分も レボリューション! ~ルールメイキングプロジェクト』にあるように、本校のルールメイキングプロジェクトに至るまでの4年間で得た学びや、それをプロジェクトにどのように反映してきたかを発表しました。

丸山さんは「1年、2年の活動ではなく、4年間のストーリーとして成り立っていると思っている。なんかいやだな、で始まったプロジェクトが、全体の利益につながっていった。困っている人が、実際に自分で声を上げて、ルールを変えていける組織になっていけるといいなと思う。」と振り返っていました。神田さんは「私たちのスタートは、自分たちの思いをただ先生にぶつけることだった。でも、プロジェクトを通し、相手の主張を聞くことも、自分の考えを伝えることも、どちらも大事だと分かった」と述べていました。

二人のプロジェクトは、「県知事賞」を受賞し、全国2600以上のプロジェクトから選出された48プロジェクトのうちの長野県代表として、さらなる学びの輪を作ります!

 

 

★以下、審査員のコメント

・ものすごく本質的な問い、本質的な探究であった。今、大人がまさに議論していること。周りに広げるために、パレードに参加したり、当事者の生の声に触れたり、飛び込んでいったことも素晴らしい。

・違和感から始まったプロジェクトが、どんどん深堀されていくプロセスが素晴らしかった。理論を学びながらアクションを起こし、広めていった点も素晴らしい。

・ある一つの校則をなくしてくれたらうれしい、というところで進めると、結局矛盾が生じる。それをくくる考え方(最上位目標)にたどり着き、一生懸命考えながらすすめている。

・well-beingの視点を入れたり、「包摂と公正」などの言葉の、自分なりの解釈を入れるなど、まだまだ深められる部分はたくさんある。

・ルールメイキングはカタリバなどを中心に全国で行われているが、これだけしっかり取り組んだ例はそんなにはないのではないか。

・二人の発表が、映画やドラマを見ているよう。心地よかった。




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