2023.03.10
1年間の学習のまとめとして、全校で成果発表会を行いました。
最初に探究ゼミに所属する3年生の生徒が発表しました。テーマ設定から調査、考察とさすがの完成度でした。
また、1年生は英語で「尊敬する人」についてスピーチを行いました。大勢の前での発表でしたが、ほとんどの生徒が原稿を見ず、堂々と発表する姿に成長を感じました。
2年生は、英語で「尊敬する人」や「自分の宝物」についてスピーチや、古都研修の旅行記の発表、国語、英語での劇を行いました。
全員が会場全体に届く声で、自信をもって発表していました。また、英語の発音や発表の構成なども去年よりずいぶん上達していました。
3年生は今年度全員で取り組んだ、アートマイルについて発表しました。
異文化交流というと楽しいものを想像しますが、言葉、文化の壁に悩まされ、苦しみながら進めたプロジェクトだったという、発表でした。
苦しみは真なる異文化交流ができたことの証であると思います。
全ての発表を終えて、副校長先生からは次のようにお話がありました。
何を発表するのかを考えるときに、自分や社会を見つめることが出発点。
演じることは、他人の感情を考えて、自分の身体・言葉を通して表現すること。
また、三年生の異文化交流はわかり合えない人とかかわるとき、どうすればいいかを考えることにつながる。
わかりあえないということは、世界でも、日常でも起こり得る。
戦争などの世界情勢と日常の生活もつながっているのかもしれない。
自分や社会を見つめ、一年を振り返る、有意義な成果発表会となりました。