21世紀型能力を育む学習
ユネスコスクール
ユネスコスクールは、理想を実現する学校です。
日本国内では1,116校(2018年10月現在)の幼稚園、小・中・高等学校及び教員養成学校がユネスコスクールのネットワーク(ASPnet;Associated Schools Project Network)に参加しています。
本校は、平成29年4月21日付けで、パリにあるユネスコ本部より本校のユネスコスクールへの加盟が承認されました。 ユネスコスクールは、そのグローバルなネットワークを活用して、世界の学校と交流し、生徒間・教師間で情報や体験を分かち合い、共に未来を考え合うネットワークです。
PROJECT 1 異文化理解プロジェクト
社会がより多文化化、多人種化する中、多様性の促進の重要性、必要性も増してきています。有意義な異文化間の対話を築くために様々な取り組みをしています。
コロナ禍の影響から中断を余儀なくされておりましたが、2023年度より海外研修活動を徐々に再開しております。
活動例》 ロンドン修学旅行・カナダ語学研修・長野マラソン参加外国人選手との交流会・海外の高校生との交流 など
活動事例 2019年度ロンドン修学旅行
世界遺産・異文化に触れる
世界遺産であるストーンヘンジの幻想的な世界や、ウインザー城の荘厳な佇まいを自分の目で見て、肌で感じる。バッキンガム宮殿での衛兵の交代式は格調高き英国文化を感じることができる。大英博物館のロゼッタストーンに神秘的なものを感じ、ベイカーストリートではシャーロックホームズに、キングクロス駅ではハリーポッターに思いを馳せる。
日本では感じることのできない異文化を直接感じることができます。
海外の高校生と交流する
現地の高校生と交流できるのもこの修学旅行の特長。
実際に授業に参加させてもらったり、バディーの相手と英語でコミュニケーションをとったり、互いの文化を紹介し合うイベントがあったりと貴重な経験ができます。
「同世代の友達が海外にいる」という感覚は、ここでしか味わえません。
「なぜ?」を見つける
日本にはない文化、習慣、生活などを経験した時に初めて気づかされる「なぜ?」。
この「なぜ?」を感じることこそ、「SDGs」の第一歩。
身近な問題から世界に視野を広げて問題を捉えるきっかけがここにあります。
PROJECT 2 環境ボランティア教育プロジェクト
私たちが住む地域、そして気球規模で直面している環境問題を考えるとともに、今私たちの周りで起きている様々な問題に対して自分たちができることは何かを考え、生徒会や部活動を中心に環境ボランティア活動を行っています。
活動例》ヘア・ドネーション、暑さを防ゴーヤプロジェクト、全校ボランティア活動(地域清掃)、長野マラソン車いすマラソンボランティア、届けよう服のチカラプロジェクト、ぬうゾウプロジェクト、被災地支援(インターアクト部)など
生徒会活動 生徒会が中心となって、様々な取り組みをしています。
ヘア・ドネーション
病気等で髪を失った人のために、ウィッグを作るための「長い髪」を届けるのがヘア・ドネーション。3年前の文化祭で学校ロビーから始まったこの取り組みは新聞でも取り上げられ、ヘアーショー「ナガコレ」に招待されてプレゼンをさせてもらったり、今年の文化祭では、体育館のステージで全校生徒を前にショーを行ったりと、活動の輪が広がっています。
暑さを防ゴーヤプロジェクト
地球温暖化対策として、身近でできるものを考え、ゴーヤでみどりのカーテンを作るプロジェクトを始めました。
co2の削減・節電対策につながります。
全校ボランティア活動
20年以上続く伝統行事です。地域の方々への感謝の 想いも込めて、地域の清掃活動を毎年実施しています。
PROJECT 3 地球規模の諸問題方策 プロジェクト
貧困、飢餓、環境汚染、気候変動、識字、文化、ジェンダー、児童就労など、世界には問題が山積しています。それらを「自分事」として捉え、「自分事」としてどう解決すべきかを考え、行動に移すことが、持続可能な社会の確立には不可です。
活動例》 総合的な探求の時間の取り組み・信州ESDコンソーシアム参加・マイプロジェクトアワード参加
総合的な探求の時間 「SDGs」に向けた取り組みとして、「総合的な探求の時間」で様々な活動を行います。
SDGs講座
何のための「SDGs」なのかを理解するためのオリエンテーションを実施。「SDGsカードゲーム」などを活用しながら、その活動の本質を理解します。
探究ゼミ
自分の興味関心と社会課題とが重なる所に課題を設定 し、ゼミ形式でその課題を深めていきます。
自治体連携BPL発表会
長野市の課題を関係各課の市の職員の方にプレゼンしていただき、各自が興味を持った分野について解決方法を考え発表します。
マイプロジェクトアワード
探究活動を実践した高校生がその活動内容を発表する「学びの祭典」です。昨年度は2名が長野県大会に進み、教育委員長賞を受賞しました。